こんにちは、もこのふ(@moconof)と申します。
プロフィールページを見ていただきありがとうございます!
現在36歳で、都内でHTMLコーディングをメインに個人で自営業(一人法人)をしています。
実績としては、大手企業のホームページ作成やネットショップ運用、専門学校のWebサイト構築、中小企業のサイト保守など様々な制作に携わってきました。
二次請け・三次請けがほとんどのため案件名を出すことはできませんが、携わった制作数は大小合わせて数百になります。
業務内容はHTML/CSSの制作が多いのですが、WP構築、ヤフーや楽天などのネットショップ運用、また簡単なデザインでしたら自分で行うこともできます。
北海道出身で地元のWeb制作会社に勤めていたのですが、その会社が27歳の時に倒産し、その直後にフリーランスとして独立しました。
7年前に案件の都合で上京、3年前に法人化。
2020年現在で自営業は9年目、HTML歴は12年になります。
このブログでは、個人で働いてきた中での経験談や失敗談など語っていきたいと思います。
以下はWebに初めて触れた頃からの僕の経歴、という名の自分語りです。
もし興味のある方がいらっしゃいましたらお読みいただけると嬉しいです。
ホームページ作りとの出会い
僕が初めてWebというものに触れ実際に作るようになったのは21歳の頃でした。
当時は学生で、いわゆる就活生という時期でした。
僕が就職活動をしていた2000年付近は「インターネット黎明期」と呼ばれた頃で、「ようこそ私のホームページへ」とか「あなたは100人目のお客さんです」とか、昔懐かしいWebページが立ち並んでいた時代です。
その当時は職業としてWebデザイナーというものは今ほど確立されておらず、僕もその頃はテレビ局への就職を夢見ていました。
猛勉強し面接対策などもかなりおこなったつもりでしたが、結句、キー局・地元のテレビ局も全て落ちたときに腑抜けてしまい、そこで就活を辞めて引きこもりになりました。
(大学卒業に必要な単位は取得済みでした)
その引きこもりの時に、何となく当時所属していた学生サークルのホームページを作ったのがWeb制作との出会いでした。
自分が打ったHTMLタグがどんどんWebページとして形になっていく様が楽しく、当時は寝る暇も惜しんで作っていた記憶があります。
また、この頃に流行っていた技術の一つがFlashです。
いわゆるFlash職人という人たちが作るムービーを見るのが楽しく、これを自分で作ってみたいと思い学割でソフトを購入し勉強しました。
このFlashのAction Scriptという言語を通じて、プログラミングの基礎を学ぶことが出来ました。
(結局、Flash職人としての成果は何も残せませんでしたが・・)
そのまま大学卒業を迎え、その後1年間は実家に引きこもりながらひたすらにサークルや趣味のホームページを作り続けました。
素人ながらにもそれなりに知識を得て、当時のレベルでそこそこのサイトを作れるようにはなりましたが、かと言ってそれを実績とすることも出来ず、Webの道はいったん諦め違う業種の就職先を探すことにしました。
そして、地元では有名なブライダル会社にて「ブライダルプランナー」の仕事に就きました。
趣味から仕事へ
学生の頃から企画を考えるのが好きだったので「プランナー」という響きだけでその仕事を選んだのですが、
・・しかし大の人見知りである自分。
お客さんにも周囲の先輩たちともうまくコミュニケーションが取れず、また仕事もなかなか覚えられず、戦力になれないまま半年が経っていました。
そんな中、当時の主任の一言が自分の今後の進路を変えてくれました。
「うちのホームページ作り直してみない?」
一応、僕が勤めていた会社は地元では名前が通っている企業だったので、そんな会社のホームページが作れるということが嬉しく、また責任も感じたものです。
その日から、ブライダルプランナーの仕事はいったん置いておいて、朝から晩までパソコンに向き合いひたすらにホームページを作り続ける日々が続きました。
そしてそのとき、この仕事は天職だと思いました。
時には日付が変わるまで仕事をしていたこともありますが、辛いとかという感情が全く湧かず、とにかく仕事が楽しくて仕方がなかったのです。
いろんな部署に自ら足を運び取材をし、話を聞いたり写真を撮ったり、それまで人見知りだったのが嘘のように生き生きしていたのを覚えています。
そしてそのホームページが出来上がった後、またブライダルプランナーに戻るかという話がでたときに、今後もWeb制作の仕事がしたいと思い後日、辞職を伝えました。
なおそのホームページはもちろん今はありませんが、自分が辞めたあとも数年間は使い続けてもらえました。
初のWeb制作会社勤務
ブライダル会社のホームページを実績として数社のWeb制作会社の面接を受けました。
そして、アルバイトではありますが無事Web制作会社で働くことができるようになりました。
初めてのWeb制作会社勤務でとても嬉しかったのを覚えています。
その会社は社内の全ての会話をSkypeで行うという不思議な会社でした。
言葉を発するのは朝の「おはようございます」と帰りの「お疲れさまでした」のみ。
そのほかは全てSkypeです。
怒られたり冗談を言われるのも全てSkype。
まぁ初めてのWeb制作会社でしたので、
「Web業界ってこういうところなのかな」
くらいにしか思わず、そのような環境で1年ほど働きました。
とはいえ、チャット越しではありますが専門的な指示をもらえるのはとても新鮮でもあり嬉しくもあり、その会社でWebの基礎を学ぶことが出来ました。
次に就職したのは創立3年ほどのWeb制作会社でした。
こちらでは正社員として採用されたのですが、そのころ主力メンバーがごっそり抜けた後だったらしく、「一人でデザインとコーディング全部やってもらうから」と入社初日に言われたのを覚えています。
今現在、自営業として「制作に関することは一通りこなせるようにする」というスタンスはこの頃の働き方を継承しているように思います。
この会社でWeb制作者として様々な経験を詰むのですが、訳あって数年後倒産してしまいました。
そして、次の就職先を悩んでいた時、その頃付き合いのあったクライアントから「独立するなら仕事あげるよ」と声をかけていただきフリーランスになることにしました。
そして独立へ
独立するまでの経歴はこんな感じです。
その後、フリーランスとしていろいろな制作を経験し、その後案件の都合で上京、そして法人化を行いました。
独立してからも様々なことがありましたが、それは改めて別記事にて書こうと思います。
お読みいただきありがとうございました!